2023年獣医学科6年生のアドバンスト教育科目、獣医保健看護学科は2度目の4年生の講義になりました。選択科目なので、どちらも学生さんは多くありませんでした。そこで、e-leaning+DX教育というのを試してみることにしました。
2023年の講義は木曜日の1限と3限という配置でした。小野先生、奥田先生、鍬田先生、太田先生、学生さんたちに手伝ってもらいました。全員、PCかipadかスマホを持ち込みます。インターネット、ChatGPT, DEEPLなどを駆使して、討論しようというものです。試行錯誤で進化中です。
実際は、1限目にその日に決めてあるデーマについて簡単な講義をして問題の概要を理解してもらいます。危機管理のテーマは、どれも複雑系です。また現実に進行している危機も多くあります。また、問題は多分野にわたります。それらに関して利害関係を持つグループを3つに分けて、賛成派、反対派、アカデミアのグループで議論します。賛成派が市民の場合も行政の場合もありますし、業者の場合もあります。反対派も同様です。
弁証法を使って課題の出口が見つかるかを議論するものです。まだ、方法論として定着していませんが、進化途中です。本日は3回目と4回目で、水産と養殖の問題についてやってみました。以下は使ったスライドです。データは動物感染症学、国際獣医事概論、国際動物法規、国際動物資源学、動物危機管理学などからピックアップしました。
獣医学部のFDで、動物危機管理学2023 Active learningの紹介を行いました。昨年の獣医保健看護学科のアドバンス教育科目で行った際の学生さんの意見を参考に、スタイルを変えてみました。進化中です。
2023年、動物危機管理active learning 3,4 回の授業は、魚類、養殖の危機管理を行いました。議題を決めるためのデータ(危機管理の新しいスライドとして編集しました)
2023年、動物危機管理active learning 5.6 回の授業は、畜産の危機管理を行いました。議題を決めるためのデータ(危機管理の新しいスライドとして編集しました)です。討議の課題は、品種改良、新しい繁殖技術と近交系化、遺伝病になりました。アクティブラーニングの結果の概要はFDで述べました。